委託先管理

委託先選定のポイント
①運賃・料金水準・物流品質
目先のコストよりも、良質なサービスを長期安定的に確保することを重視すべきです。
②物流量の波動への対応
3PL業者の場合は、特にこの点が重要です。倉庫やトラックを保有するアセット型の業者のほうが、一般的には波動への対応が優れています。
③情報システム
物流分野でもITが活用されているので、情報武装した物流業者が望ましい。
④問題解決・コンサルティング能力
継続的な改善を積極的に提案する物流業者を選ぶ。荷主企業にとっては、物流事業者のコンサルティング能力は欠かせません。
⑤物流業者の業務遂行能力(現場力)
物流業者の企業規模や実績よりも、現場の業務遂行能力(現場力)のほうが重要です。

委託先の評価点
①品質
時間の正確さ、品目・数量違い、荷傷み・汚破損、事故・クレームなど
②コスト
運賃・料金の水準、コストダウン実績(額・率)、改善提案件数など
③その他
従業員教育、経営力(安定性・将来性など)、車両・人員の調達力など

委託先の評価は、最低でも年に1回は行い、チェックすることが望ましいです。