3PL・4PL
サード・パーティー・ロジスティクスとは、コアコンピタンスに集約した経営を指向する企業が、企業戦略として、物流機能の全体もしくは一部を、第三の企業に委託することで実現する物流業務形態のひとつ。3PLと略称されます。また、物流のオペレーションだけでなく物流戦略の企画から推進までを含んだコンサルティング事業を4PLと呼びます。
3PL事業者の多くは、事業に必要なインフラを自社の資産として保有する運輸業者や倉庫業者です。また、3PL事業に必要なソフトウェア開発を行う企業や、ロジスティクス面でのコンサルティングを行う企業が3PL事業を掲げる場合もあります。
3PLのメリットとしてコアビジネスに集中できることや、固定費を変動費化することができるといったことがあげられます。
デメリットとしては、物流人材の空洞化、パートナー企業の固定化による弊害、自発的な改善提案がでないなどがあげられます。
現状3PLの業務形態は拡がっています。