ロジスティクス監査
監査とは、法令や各種規則、社内規定及びその他の通達など、あらかじめ定められて遵守すべきルールや規範に照らし、実際の業務やその成果物がそれらに則っているかどうかを、客観的な第三者が監査対象に応じて適切な手法を用いて検証し、是正すべき点があればそれを指摘する業務のことです。
ロジスティクス・システムについても業務監査、つまりその業務が目的を満たすように正しく行われているかどうか、効率的に行われているかどうかの検証・指摘を行うことが求められています。特に顧客と接することから、顧客満足という観点での監査が重要となります。
特に3PLの場合は、委託内容が複雑となるため、その重要性が増します。双方での的確な監査の実施が望まれます。
ロジスティクスの監査項目
・顧客サービスの有効性(リードタイム・納品率など)
・物流業務の効率、コストおよび有効性(輸送、保管、荷役、在庫管理生産計画など)
・資産活用の有効性(在庫、マテハン機器など)
・競合他社との比較(物流サービスなど)
ロジスティクス監査の手順
・監査計画策定(目的、期間、方法)
・現状調査(資料、データーなどを収集)
・監査テーマの抽出(問題点、課題を明確化)
・予備調査(実態把握、調査票などの作成)
・本調査(計画に基づき行)
・報告書作成および報告