保管スペースのレイアウト
保管スペースのレイアウトの基本的な考え方として下記の5点に集約されます。
・重量物や荷動きの激しい商品は、できるだけ倉庫内1階か、または低層階の入出庫しやすい位置に置く。
・物理的形状(大きさ、重さ、形など)の似た商品は、できるだけまとめて配置する。
・商品の性状(ロットナンバー管理、温湿度条件、危険性の有無など取扱要領)に応じて、適切な管理環境ルール下で保管する。
・高額商品や特別管理品は、特定少数者以外の立ち入りを禁止し、セキュリティ対策を確実にする。
・出荷物量分析によるAランク商品は出荷口に近い場所、Bランク商品はその次に近い場所、Cランク商品は遠い場所に保管する。
以上がレイアウトの基本原則です。
それぞれは矛盾することも起こりうるので、どの原則を優先するを状況に応じて全体が最適となるように判断しなければなりません。