物流拠点の集約

物流拠点が増えれば、配送先への配送費用が減るが、拠点での在庫が増えて在庫保有コストが増加します。
逆に、物流拠点を減らせば、配送先への配送コストが増加する一方で、拠点での在庫保有コストが減少します。

輸送コストと在庫保有コストの間にはトレードオフの関係があります。

日用品のように、受注から納品までのリードタイムが短ければ、物流拠点集約といっても困難ですが、受注条件、安全在庫、立地条件、労働力確保などを勘案しながら拠点集約を進めることが望ましいです。

物流拠点のIT化を進めて、在庫・出荷などの物流情報を発信し、物流全体を可視化することにより、いっそう効率化・省力化が進みます。
そうなれば労働力不足にも対応でき、環境負荷の軽減にも役立ちます。